東海・関東ぐるり旅行

2004年夏のチャリ旅 東海・関東ぐるりツーリングです!

2004/8/9 走行距離200km 愛知県刈谷市→長野県岡谷市
 今年の夏は自転車で帰省することにした。実家は東京の八王子。さて、どのルートで帰るか。。それが問題であり、楽しみでもあったのだ。自転車は1日の走行距離を考え、ツーリング用のビアンキでなく、ロードレーサーにしました。
 まず、行きは登り基調の国道153号線で長野に抜けることにした。朝6時過ぎに出発。153号を長野目指して、北上した。朝はまだ気温が高くないので、快適に走れます。

 
今回の装備                     延々登りでございます

 しっかし、暑い。超こまめにドリンクを継ぎ足しながら、延々の登りをひたすら進んだ。もちろんゆっくりですが。走るとお腹が空くものである。先日の4県ツーリングの際に昼食を取った道の駅平谷で、スタミナ丼をモリモリ食べたのであった。

 
道の駅 平谷                   治部坂峠を登る

 治部坂峠(1187m)を越えたら、下り基調で諏訪湖近辺まで行けるはずと、思ってひいこら登ったのでした。お盆休みの良い時期なのに、全くサイクリストとすれ違わないのがちょっと寂しかったですが、どうにかマイペースで峠を超え、あとは一気に下りまくりました。しかし、途中塩尻まで100kmの看板が出た後、少し進んだら、今度は塩尻まで102kmの看板が出た時は一人泣きました。
 伊那に到着したころから、なにやら雲行きが怪しくなりだした。岡谷まであと30km位なので、どうにかもってくれ〜という願いも空しく、激雨が降り出した。この近辺でホテルを探しても良かったが、ない。ないから仕方がなく岡谷まで強行突破することにした。レインコートがなかったので、スーパーで買い、着たが、ほぼ効果なく全身ぐちゃぐちゃであった。岡谷に着いた時は真っ暗&激雨。。街の人にホテルを教えてもらい、強行チェックイン。速、就寝。おやすみなさい。

2004/8/10 走行距離190km 長野県岡谷市→山梨→神奈川→東京都八王子市
 朝起きると、雨もあがり、一安心。ホテルの方からも良かったですね〜と言われる始末。出発は6時過ぎでございました。もちろんそんな時間には諏訪大社にも人はじぇんじぇんいません。諏訪湖も静かなものです。

 
諏訪湖岸を走る                  諏訪大社入口

 今日は国道20号線を走ります。とにかく車が多いが、道はほぼフラットなので、走りやすい。甲府まで一気に到着。甲府で、1時間ほど観光。私の通ってた高校があり、ちょっとのぞきに。なにせ、私が卒業した次の年に、共学になったというあまりに哀しすぎる事実。今では付属中学まであるようで何よりでございます。

 
こんな感じで                    甲府はブドウ畑に囲まれています

 甲府は盆地なのでかなり暑い。ちょっと急ぎ気味で自転車を進める。街中になるとダンプ等がやたら増えだし、気をつけなくてはならない。甲府盆地を抜けて笹子辺りから東京まではアップダウンの繰り返しになります。峠越えを避けるべく、全長9kmの笹子トンネルが有る。とにかく歩道をゆっくり行こうと思って、トンネルに入ってびっくり。歩道は有りませんでした。路側帯もかなり狭く(ほぼない)、500mほど行ったところで、こりゃ無理だと引き返し、旧甲州街道笹子峠(1096m)を越えることにした。なかなか面白い峠で、ハイキングで登っても楽しそうです。

 
峠頂上の休憩小屋 屋根裏に蜂の巣だ〜   猿橋(たぶん奥の方)

 峠を下り、20号に合流しひたすら走った。東京に差し掛かる頃から、サイクリストの方数名とすれ違う。みなさん、元気ですなぁ。。大垂水峠を越えたら故郷東京着。

2004/8/12 走行距離180km 東京都八王子市→神奈川→山梨→静岡県静岡市
 帰りのルートは国道413号線を通ることにした。とにかく1号線と246号は車が多いので通りたくなかった。で、413号線がどんな道かはあまり調べず、良い道見つけたなぁくらいの感じで出発したのであった。走り出すと、いきなり道を間違え相模湖の20号線に出てしまう。ありゃりゃ、ここは戻るしかないでしょと道を確認し、413号に合流する抜け道を進む。まさに山道。ほとんど車の通らない良い道でした。

 
なかなか良い景色です              先の方につり橋

 413号線は延々登り基調のアップダウンでした。とにかく登りがきつく、サイクリストの方と何回もすれ違いました。関東のサイクリストの方は激しい練習してますなぁ。山の中は空気が綺麗で、気持ちが良いです。車の量もそんなに多くなく、ゆったり走りました。この道はなかなか良いです。で、気付くと山伏峠(1830m)を通過。あとは山中湖経由で、静岡まで下ります。

 
山中湖                        富士山

 山中湖の周りは流石に人が多かったです。大学のテニス部、ラグビー部等々がいろんな所で合宿をしていました。山中湖畔の自転車道では、レンタサイクルに乗る観光客の皆さんがゆったり走っていました。その脇を走っていた激日焼けした怪しい男は私でございます。
 静岡に入ると、富士山がずっと近くに見えていました。もう少し晴れていると綺麗だったのに。。やっぱでかいです。
そして太平洋沿いに出ると同時に、大量の車が通る1号線に合流。由比の辺りはここを通るしかありません。

 
ミステリーゾーンって。。             由比(左から海、東名、歩道、1号、電車、山)

 海沿いを進み、清水を通過し、静岡に到着。1号を避ける様にクネクネ走りましたよ。ホテルを探し、チェックイン。時間も早かったので、適当に観光し、就寝したのであった。

2004/8/13 走行距離205km 静岡県静岡市→愛知県刈谷市
 またも6時過ぎに出発。この時間帯は、暑くなく本当気持ち良い。1号線の南に平行に走っている国道150号線を走ることにした。ここは断然交通量が少ない。最初のうちは、海岸線沿い道は走り甲斐の有る面白い道でしたが、そのうち、延々平坦になり、更にこの日は最後まで猛烈向かい風を受けることになりました。

 
海岸線の道                    太平洋岸自転車道

 まずは御前崎に向かうことにした。ここをパスすれば少しは距離を縮められるのだが、今回は観光メインなのでもちろん寄ることにした。思っていたよりは普通の灯台でした。休んでいると、60過ぎと思われるおじさんに声をかけられました。東京から3日かけて自転車で京都まで走ったことがあり、今でも朝は走っていると言われていました。お元気でな方でございます。

 
御前崎灯台                     150号線はこんな感じ

 海沿いの太平洋岸自転車道に出てみたり、150号線に戻ってみたりしながら西進しました。とにかく風が強かった。浜松に到着し、休憩。讃岐うどん屋でまったり昼食。最近、讃岐うどんのお店が流行っているみたいですね。

 
浜名湖岸                      おパンク(ガラス片がグサリ)

 浜名湖岸を通って、豊橋へ。もうすぐ刈谷だと思っていた矢先、リヤタイヤからプシューという空しい音が聞こえてきた。が〜ん。今回の旅で初のパンクである。ガラス片を踏みました。とにかく、東海道沿いの道は車から投げ捨てられたガラスビンの破片と、車の事故後のガラス片がやけに多い。今までパンクしなかった方が不思議なくらいでした。
 また1号線沿いの道は、自転車旅をしている青年にかなり出遭った。ほとんどの人が、クロスバイクでノーヘル、運動靴にTシャツでした。みなさんようやりますなぁ。事故には気をつけて、頑張ってください。アホなことは時間の有るうちにしか出来ません。

今回の旅ではI田さんからお借りしたサドルバックに、剛性の低いサドルで快適に走ることが出来ました。手の平がちょっと痛かったので、もう少しハンドル周りにカーボンパーツを入れても良いかもしれません。また山と海沿いの平坦を走りましたが、どちらかと言うと、山の方が走り甲斐があり楽しかったです。