しまなみ海道を走ろう会

ツール・ド・しまなみサイクリング2003です!



・2003/10/19 しまなみ海道往復 150km
 毎年、走っているしまなみ海道は尾道と今治をつなぐ唯一の自転車と歩行者の通れる本州四国間の橋です。今回の”しまなみ海道を走ろう会 ツール・ド・しまなみサイクリング2003”参加で4回目の走行になりました。平坦なところが多いし、橋から海の眺めが最高なサイクリングロードである。昨年までは個人的に橋を渡っていましたが、今年はこのイベントに初めて参加します。但し、今年は例年のセンチュリーランと異なり、規模を縮小したサイクリング大会との事です。150kmコースには111人、80kmコースには88人が参加しました。
 会社のザ・男塾メンバーS村さんとS本さんと私の3Sで参加しました。S本さんは途中で折り返す80kmコース、私とS村さんはしまなみ海道往復の150kmにエントリーしました。チーム名は私とS本さんが”父栗我慢棒レーチング”、S村さんは”八丁味噌レーシング参零代御下品隊”というなんとも男気あふれる表現でアピールしたのであった。
 前日から尾道のホテルに宿泊し、朝6:00にロビー集合し、自転車をセッティングしたのであった。ちなみに私はロード、S本さんはシクロクロス、S村さんはMTBとチャリもばらばらです。


これから尾道へ出発!              スタート前自転車を組みます

 スタート地点まで向かうのですが、朝7時前ということも手伝って、寒い!私は下半身はチャリパンで、上半身は長袖という格好です。大丈夫かいな!
 スタート地点で参加の手続きをしました。各橋を渡る際にはお金が要るのですが、それをチケットで首からかけれるケースに入れて、頂きました。これはなかなか便利ですよ。


S村さん with TREK                S本さん with ルイガノ お二人仲がよろしいようで。。

 スタート前に主催者より注意点の説明がありました。とにかく例年事故が多いので、その辺の注意でした。今回はあくまでサイクリング大会なのでスタートも人数が集まり次第、順次スタートです。我々は7:14にスタートし、まずはフェリー乗り場へ向かいました。


スタート前ミーティング              あのフェリーに乗るぞ!

 まずフェリーでスタートした後、同じようなスピードの人達と順調に走りました。とにかく橋の登りと下り、橋上は狭いし、交通規制もされていないので危ないです(毎回、走る度に思う。特に前方から全開の原付が突然現れる時は、流石にびびります)。コースには看板が出ており、それに従って走りました。エイドステーションも20kmおき位にあり、最小のスタッフでしたが、なかなか良いサポートぶりです。今治の折り返し地点に着いたのは9:50過ぎでした。


気持ち良いなぁぁ                 折り返し地点にて、俺

 折り返してからしばらくして、S村さんとすれ違った。MTBにしては頑張っているなぁ。復路は往路ほどがむしゃらに走るのはやめて、写真を撮りながら、景色を堪能することにした。とにかく瀬戸内の海は綺麗だ。今回は伯方島で、伯方の塩ラーメンを食べたかったのですが、店を見つけられなかったのが唯一の心残りでした。とほほ。





 天気が良く、気持ち良く走れました。復路は風が強かったのがたまに傷ですが、サイクリングにはつきものでしょうか。最初から最後まで単独走行でしたよ。途中で昼飯を食べ様かとも思いましたが、昼頃にゴールできそうなペースと、ゴール後、尾道ラーメンを食べられるとの事だったので、それを楽しみに食べずにゴールに向かいました。なかなか気の利いたゴール企画です。最終的には13:00過ぎにゴールイン。暖かくスタッフの皆様に迎えてもらいました。150kmのクラスで、結果として5人目のゴールでした。


帰りのフェリーは1人ぼっち          S本さんゴール!

 ゴール後、ラーメン券をもらい、尾道ラーメン+ビールを満喫したのは言うまでもありません。で、結局、家に着いたのは23時過ぎでした。。皆さん、お疲れ様でした。



追伸:
 残念なことに、今回のイベントに参加のMTBと地元の住民の方が接触し、その住民の方が亡くなられました。事故が2件あったのは途中のエイドステーションで聞いておりましたが、ここまでの事態になっているとは思ってもいませんでした。確かに、しまなみ海道は橋の下り道が非常に見通しが悪く、かつ原付、自転車、歩行者が同じ道を走るので、事故が絶えないと聞きました。私は、何回もここを過去に走っており、勢いよく上ってくる原付と接触しそうになったことも有り、特に、今回橋の下りは慎重に走ったつもりです。今後、”ツール・ド・しまなみ”がどうなるかわかりませんが、”ツール・ド・のと”の様に、危険個所や交差点で警察等の協力で交通整理をして、地元の方の安全も確保しない限り、公道でのイベント(レースでないとしても)は難しいのかもしれません。サイクリングロードとしては、しまなみ海道は最高のところなので、今後もこのイベントが存続して欲しい気持ちもあります。なにがどうしてこうなってしまったのか、慎重に考えなくてはなりません。
 ご冥福をお祈りします。