瀬戸内周辺お馬鹿旅行

2001年夏のチャリ旅 瀬戸内海周辺です!

@8/11 愛知県岡崎→広島県尾道
しまなみ海道に向かうべく、6:30に起床。前日に○ドワイ○ーギャルがいる ビール屋さんで飲み、その酒がちょっと体に残っている状態でふらつきながらも、チャリに空気を充填し、タイヤ を外して、愛車ランエボの後席に分解したチャリ”石橋号”を乗せた。

我が相棒 石橋号

やけに天気が良い。期待に胸が踊る。ち なみに愛車は今年の1月にパジェロイオからランエボに変えたのであった。 自転車を積んだ後、インターネットで渋滞状況を確認。元々東名から名神を 通っていく予定だったが、めちゃくちゃ渋滞している様で、コースを名阪国道ルート に変更することにした。しまなみ海道を一緒に走る知り会いS氏を車に乗せ、いざ出 発。そこそこ順調に進むが、今度は近畿自動車道が事故で大渋滞とわかり、更 にルートを変えて、西名阪から阪神高速池田線を通って中国自動車道に行く事に した。しかしなかなか池田線に分岐する道がわからず、阪神高速の環状線をぐる りと一周するという情けない事態を迎える。それでもどうにか岡山まで着く事が 出来た。S氏がサイクリングパンツを購入したいということで、尾道ではなく手 前の岡山で下りたのだ。しかしこの特殊なパンツはなかなか売ってないんだな。。 結局、見つける事が出来ず、そのまま国道2号線で尾道へむかった。尾道20:00到 着。ホテルにチェックインして早速尾道を徘徊。とにかく尾道ラーメンを食べたか ったので街中を探すが、そんな時間にあいている店もなく、とぼとぼ歩いていると 小さな盆踊りの会場を発見。なんとなく会場に潜入。明らかに俺ら浮いているぞ。。そこ にいたおじさんに、ラーメン屋を教えてもらい、ようやく駅の二階にあるラーメン 屋にたどり着く。思わず、ビールも頼み、疲れをいやした。ラーメンはというと麺に 腰もあり、スープにこくがあり、あっさり味。なかなかお薦めです。 帰り道22:00まであいている本屋を見つけ、しばし立ち読み。なんで尾道で立ち読 みなんだ?部屋に戻ってからすぐ寝ようと思ったが、”さんまの恋のから騒ぎ”が気に なり、結局すぐに眠れず。。”から騒ぎ”見てから寝たのだ。いや〜、ほんと面白い番組だね。

A8/12 尾道→今治 走行距離約80km
朝起きて、尾道駅前で朝ご飯を食べる。なぜかスタミナうどんというよくわからん うどんを食べた。意味もなくスタミナが付いた気分になる。その後、ランエボを置いておく 駐車場を探す。事前にインターネットで見た限りでは、1日1000円という駐車場が沢 山あるはずだったが、実際に行ってみると、泊まり(17:00-10:00)が1000円らしい。 話が違うぞぃ!と思いながら、結局市役所隣の市営駐車場に止める事に。。2400円/日 でした。 駐車場でこちょこちょ自転車を組立、いざ出発!まず渡船で向島に渡る。対岸までほんの200m くらいの距離かな。料金も110円と超破格!渡船のおっちゃんに道順を教えてもらい、 とにかく黙々と走り出す。

向島行き渡船&渡船乗り場 向こうに見えるのが向島

しかし景色がまじで綺麗だ。。これを待っていたんだな。橋もでかいし、天気も良い。

因島大橋を前に

因島であやしい像と供に
昼ご飯はカツカレーをたいらげ、どんどん今治を目指して進む。
伯方島では、”塩アイス”の看板を発見!なんだそりゃ!!迷わず食べに店に入った。実際食べてみ ると確かに塩の香りが。。イメージとしては、すいかに塩をかけたような感じかも。 ちょっと違うような気もしますが、変な感じの味だったなぁ。

これがアイスじゃ

橋のお薦めは四国と大島を結ぶ来島海峡大橋。そこからの景色はまさに絶景。橋自体全長6.2kmで100m近くの高さがあります。

生口橋の自転車専用道入り口

来島海峡大橋を渡る

来島海峡大橋からの眺め1

来島海峡大橋からの眺め2
今治に入り、友人と別れ、予約していた今治駅前のホテルにチェックイン(16:00)。 すぐに風呂に入り、1.5Hほど仮眠。晩御飯を食べに街に繰り出す。うまそうな焼肉 屋さんを発見。とりあえず入ってみる。ちょっとお高かったけど、素材が良く、おい しかった。全部で5000円ほどかかったが、まあ満足。そこにいたおね〜ちゃんに”キム タクと同じ@×○?!(名前忘れた)という香水つけているでしょ”と言われたが、全く 身に覚えがない。。もしかして俺の体臭がキムタクの香水のにおいなのか!俺って素晴 らしいではないか!おっさんは30過ぎるとくさい体臭を発する様になるって言うけど、 30目前の俺様はキムタクの香水だぞと意気揚揚とホテルへ帰ったのだが、良く考えて みると、香水は付けていなかったけど、足全体にエアーサロンパスをかけていたな。。 それか。。なんちゅう香水つけとんじゃ、キムタクは。。

B8/13 今治→松山→広島→宮島→広島→呉 走行距離約100km
疲れのせいか、なかなか起きれず。ようやく眠い目をこすりながらも起床し、松山を目指 して出発。196号線を黙々と走る。しかし道が狭い割に大型の車が容赦なく走る道である。 走行していると、本格チャリ軍団が迫ってくる。道が狭いので俺は一旦止まり、自転車を 道路からどける。すごい勢いで10台くらいのチャリ軍団が爆走していった。それからすぐ 走り出すと、大型車が全然人をよける様子もなく、どんどん抜きにかかり、とにかく危な いので道が広くなるまで歩道を走る事にした。その直後、眼前でタンクローリーが道に横 になって止まっており、その脇に先ほどのチャリ軍団が止まっている。なにか嫌な予感。 近づくと予感は的中。チャリ軍団の一人がこけて道に投げ出され、そこにタンクローリーが 突っ込んだようである。すぐに救急車が来て、その人は運ばれて行ったけど、どうなったんでしょう。。 なにか、ブルーな気持ちになりながら引き返すわけにも行かず、旅を続行する。気をつけよう。。 しかし大型車もあんな走り方してたら、よけきれないだろうし、もしかしたら別の車がチャリ を引っ掛けたのかもしれない。。そんな事を考えながら、ひたすら海沿いを走った。

道路からみた景色

松山の 街を見ていくのも良いが、時間もないので泣く泣くフェリー乗り場へ直行した。 瀬戸内のフェリー乗り場ってどこも最近は豪華な造りです。飛行場の出発ロビーみたいな雰 囲気に包まれながら、なぜかまたもカツカレーを食べる。その後、フェリーに乗りこみ2.5H眠りこける。 いざ広島に上陸。まずは宮島を目指し、ひた走りたいが、前回同様広島の道路標識のなさに泣 かされ、さっぱり道がわからなくなる。どうにか宮島方面への道路を発見し、ばく進。遂に 宮島に到着。日本三景の厳島神社を見ようとしたら、ずいぶん遠くに鳥居が見えるぞ。。これは。。 またフェリーで移動しなくてはならないんだぁぁ。。ここは時間も無しい、遠くに鳥居見えてるし、まあいいか! と割きり、広島へ向かう。

遠くの鳥居(見えねぇ)

広島では平和記念公園に寄る。思っていたより広くて、綺麗で静かなところ でした。外国人が多いのも特徴かな。

原爆ドーム

たそがれている時間もなく、呉に向かう。途中雨に降られなが らもどうにか21:00頃に呉駅前に到着。広島から呉に行く道は街灯がほとんどなく、夜景と夜空がめちゃ くちゃきれいでした。海を見ると瀬戸内の島々の町のほのかな明かりが見え、波の音が聞こえ、 明るい夜空が迫っているという感じ。デートコースにお薦めです。俺は一人で黙々とそんな中、走りま したが。。おばちゃんがやっているめっちゃローカルな自称ビジネスホテルに泊まった。民宿みたいだ ったけど。。とほほ。

C8/14 呉→三原 走行距離約80km
ホテルのおばちゃんの”潜水艦みれるよ”という薦めもあって呉の街を見学してから出発する事にする。実は某重工業に勤務していた時、潜水艦を製造している部署があり、たまに潜水艦は見かけてい たので、そんなに珍しいものではないと思っていたのだが。。早速行ってみると仰天唖然!おいおい、潜水艦 多すぎだ!10隻はあるぞ。おいおい、こんなにここに集結して大丈夫か!!しかも 公道脇からすぐのところにうじゃうじゃおるで。まったく。

潜水艦多すぎ!うじゃうじゃ。

呉を離れてから海岸沿いをひた走る。多少アップダウンがある。さすがに瀬戸内。造船所が多いんだな。 しかも島が近い事。景色にアクセントがあって良いっす! しかしよく汗かくな。。確かに気温37℃って書いてあるよ。。体温より高いじゃん。。もうアクエリアス飲みまくりだ。何本飲んだ事やら。走行3日目に入ったこともあり、足痛〜よ。 とにかくインドメタシンパワーを足に塗りまくり、どうにかチャリを進める。幸いにも関節ではなく筋肉が やや痛むだけだったので、様子を身ながら三原に向かった。三原市に入ってからは俄然ペースが上がり、予約 していたホテルへ。綺麗なビジネスホテルで、フロントのおね〜さまもきゃわいくて対応も良く、終り良ければ 全て良しとしよう。。服をコインランドリ−で洗濯し、晩飯を食べに街へ繰り出す。”古東”というとんかつ屋に 行った。ここのカツはおいしい。ビールを飲みながら、良い気分でカウンターでゆっくりしていると、なぜか おでんの入った皿を持参したおばちゃんが、他に沢山席があいているのに、俺の隣に座ってきた。”なんなんだ!!”これはやばいっしょ と残りのビールを一気に飲み干して、脱出!引田天功もびっくりの早業脱出を披露することに。

D8/15 三原→尾道 走行約10km →東京
朝起きて、早速車を止めている尾道まで10kmほど走る。朝の空気は気持ち良い。

こんな感じの道です!

走行しているうちに尾道市営駐 車場に到着。そしてランエボのエンジンをかけようとしたら。。。。かからん。。おいおい。たのむで〜。バッテリーちゃんが あがってしも〜た。。JAFに電話して、エンジンをかけてもらう。ドアが一枚半ドアだったのだ。それでルームランプつきっぱなしだったんだよな。 しかも、もともとバッテリーやばかったから気をつけなくてはならなかったのに。。そこでついでにバッテリーを交換し、東京に向かった。山陽→中国→ 名神→中央のコースで帰ることに。悲劇はまだ続いた。。順調に走り、中央道甲府近くのSAで晩ごはんを食べ、 帰ろうとしたら、”大月、上野原間通行止め”の文字が目に入る。。おいおい、渋滞とかじゃなくて通行止めか い!!どうも高速の上を通っている水道管が破裂?したらしく、通行止めにして工事をしているらしい。かと言って復旧まで何時まで待つかわからんし、下道に降りることに。しかし中央道に並行している国道20号は激混みらしい。 しかたなく、めちゃくちゃ峠道で有名な国道411号 通称青梅街道をひた走る。車はほとんどおらず、かつ暗い 夜道でさむ〜い雰囲気。加えてガソリンがなくなってきたが、山奥だし夜遅いこともあり、まったく給油ポイント がないのだ。携帯は圏外だし、止まったらどうしよう思いながら、ガソリン節約のためエアコンを切り、下り道はほぼ惰性で走ったよ。そのうちどうにか東京に 着き、ガソリン警告灯がともっている中、スタンドを発見し給油完了。いや〜、いろんな意味でひやひやした1日だった。





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