能登半島周辺旅行

2002年春のチャリ旅 能登半島周辺です!

@2002/4/29 自転車整備  (ちなみにこの日の分はサイクリング出発前に書いています。)
長距離サイクリングは昨年の浜名湖一周以来ということで超〜久しぶり!とにかく今回は過去最長の370km超。大丈夫か。。不安は多いが準備には万全を期すに越したことはない ので、今日は自転車の整備をすることに。前輪、後輪をはずし汚れている個所を綺麗に磨き、オイルをさして完了といきたかったけど、ギアの調子がいまいちだったので、近くの 自転車屋で、ギアと新しく付けたシートのポジション設定をしてもらうことに。これが良い結果に!調整後はかなり気分良くギアがかみ合っていたのであった。またお願いします!!

今回の旅での主な持ち物を紹介しましょう!
1.エアーサロンパス インドメタシン:今まではエアーサロンパスと、インドメタシン配合の塗り薬が必須でしたが、両方が一緒なんてヒデキ感激!!薬屋で見つけて速ゲット!
2.プリザS軟膏:切痔の塗り薬でございます。普段、痔ではありませんが、サイクリングでは避けにくいものです。念には念を入れて。
3.サンオイル:きれいに焼いときましょう!この時期の紫外線はきついです。
4.パンク修理材:パンクはいつ起こるかわからないものです。携帯型の修理材
5.携帯電話:今の時代、これは必要不可欠です。
6.デジカメ:この旅行の思い出を収めます。
7.カッパ:5月の天気は移りやすいもの。雨のときカッパ無しで走ると風邪ひいちゃいます!
8.サイクリングパンツ:これないと完全に切れます。とほほ。これをはいて、その辺の店に入るとおばさん達の視線をやけに感じます。
9.帽子:本当はメットが良いですよ!
10.シューズ:普段ジョギング用に使用しているミズノのシューズX10。通気性快適でかつ裏が固い。まさにサイクリングに最適!
11.シート:今回の旅からシートを換えました!面積が大きく圧力を下げ、弾力もなかなか(ゲルで出来ている)良いぞ!吉と出るか凶と出るか。。

A2002/5/1 岡崎→金沢 車での移動です。
我がチャリ石橋号を分解し、車に積み込み、朝11時に出発。せこく地道で金沢に向かうことにした。ナビに従って進んでいくと、おいおい、わざと街中ばかり選んでるんじゃね〜のと突っ込みを入れたくなるような道ばかりを行くことになった。結局金沢に到着したのは7時間後の18時過ぎであった。インターネットで予約しておいたホテルでチェックインをし、ホテルで待ち合わせをしていたIさんと今回のコースを決めるため、インターネットカフェに向かった。そこで今回のコースを決め、それから金沢で車をとめておく駐車場を探し、晩飯のうまいところを探して、いざ片町に出陣!うまい料理&お酒三昧なのであった。

B2002/5/2 金沢→輪島 走行距離約120km
車を駅前の駐車場にとめ、愛車を組み立て、いざ出陣!早速、コンビニに入り、朝ご飯を食べ、走行中に飲む飲料も購入した。まずは能登半島の東側の海岸沿いに走っている自転車道に向かってひた走る。風の強さがや〜な感じ。この後、この予感は的中するのであった。。
自転車道に入ったら、やりすぎだベ、といいたくなるアゲインストの風が私を容赦なく襲い掛かった。
 
海沿いはこんな感じ               防風林があるとこんな感じ

走っていると、地元の高校生、中学生の集団に遭ったりした。なかには「がんばってください!」などの黄色い声がかかることがあり、そんな時は10秒くらいはやる気が起こったのは言うまでもない。

昼は"JETS"という海岸沿いのレストランで海鮮スパを食べた。味よりも景色に感動。こんなところで生活するなんて想像できないな↓。

レストランJETS こんな所に住みて〜!!

ここからは海沿いの36号線を延々と走る。アップダウンがだんだん増えていき、腿が悲鳴をあげだす。しかも風も強い。一番つらかったのは輪島手前の249号線。ここのアップダウンはまさに壁である。下りになる度に”もう下らんで良いから、上りはやめて”と思うのであった。そうこうしているうちに18:30頃に輪島に到着。まずは駅前に行ってみる。しかし電車の路線がないのにこの駅舎はなんだ!しかもプラットフォームの駄洒落が泣かせてくれます↓。


ぷらっと訪夢。。(バス輪島駅前)

この日は駅前のビジネスホテルに泊まることにした。輪島市内でホテルのおばちゃん推薦の店に行き、ビールをがぶ飲み。それでも足りないので、帰りに定食屋でカツ定食を食べました。どう見てもハムカツみたいなカツだったけど。。輪島での発見はとにかく美人が多いこと。ここに住もうかな。。とほほ。いや、まじで。

C2002/5/3 輪島→能登半島先端→宇出津 走行距離約90km
筋肉の疲労より左足のひざに激痛がはしるコンディションの中、二日目に突中。8時に出発し、行ければ穴水を目指すことにした。いきなりかなり激しいアップダウン(峠)が二つ我々を襲いかかった。この下り道で今回の旅の最高速度60km/hを記録。それだけきつい道でした。途中には千枚田、こいのぼりのお祭り、塩田と珍しいものが連続しました。


千枚田                     塩田


大谷川 こいのぼりのお祭り

その後、能登半島の先端の禄剛崎で昼食をとることにした。ここの灯台は明治16年完成だそうです。ちなみに日本語の説明書きによるとイギリスの技術者が作ったそうですが、英語版の説明書きにはフランス人とありました。まあガイジンさんが作ったんでしょう↓。


禄剛崎の灯台

走っていると愛知県から来たという自転車ツーリングの二人組みに遭遇。普通のズボンをはいて走っている姿に感動!ひざの痛みに耐えながら走り珠洲市を通過し、小木港を通過しようとしたところで、祭りの看板を発見。これは行くでしょうとばかりにお祭りに向かう。小木港に行くと、なんと大きな船に引かれた多くの船が目に入った。その船の上では激しく踊る人々。これは面白いです。海上の祭り見たのは初めてだ。


小木港でのお祭り1             小木港でのお祭り2

足の痛みもピークに達していたので、穴水行きは断念し、手前の宇出津で宿泊することにした。途中で見つけた魅力的な名前の民宿百楽荘に電話するも満室のため、宇出津の一般的なホテルに泊まった。近くの茂平?という定食屋でカツ丼定食、刺身、ビールを頂く。店員さんのサービスもよく良い店でした。帰りにコンビニに寄り、アミノ酸入りの飲料とゲル状の補助食品を購入。部屋でテレビを見ていると超局所天気予報を延々繰り返している局がありました。能登町近辺のみの情報でした。凄いなと感心しつつみていると、現在状況で積雪5mmと表示されていました。いくらなんでもそれはないだろ、と突っ込みながら日焼けのした肌の手入れをしたのであった。

D2002/5/4 雨 車を金沢から七尾へ移動
朝から雨。まあ天気予報でも前日から雨だったので仕方ないと割り切ることにした。よって今日のサイクリングはやめて、休養日にしたのだった。旅行の日程から、金沢まで自転車で戻るのは不可能であると判断し、今日電車で金沢まで行き、車を七尾まで移動し、明日七尾をゴールに変更したのであった。


ワンマン気車 at 宇出津駅

電車で4時間かけ金沢へ向かった。インターネットカフェにまた向かい、メールを確認し、七尾へ車で向かった。七尾に到着するとまたも祭りの看板を発見。青柏祭というもので、でか山と呼ばれる山車が街中を練り歩くというものです。このでか山、名前の通りかなりでかかったです。


でか山街中出現               でか山アップ 建物の3階以上の高さだ

なぜかこのでか山には遠山の金さん人形が乗っていました。なんのこっちゃ。見物後、駅前のラーメン屋でみそラーメン&ビールを食べ、また電車にて宇出津に向かったのであった。

E2002/5/5 宇出津→穴水→七尾 走行約75km →金沢→岡崎
この日は曇り。少し飛ばすと寒いくらいでした。とにかく海岸沿いの道を走ることにした。ひざの痛みもやややわらぎ、順調にのどかな民家の合間をぬって走った。


ぼら持ちやぐら (日本最古らしい)

穴水に入ってからは能登島を目指すことにした。その島の入り口は通称ツインブリッジ(農道らしいが)がかかっている。

 
ツインブリッジ全景              ツインブリッジ上オレ

能登島を通る頃にはもう体力も限界で、はっきり言ってあまり覚えていません。ははは。とにかく早く七尾に着かないかとそれだけの思いで、こぎ続けました。いつも思うけど、海の上ってどこでも気持ち良いですね。
ようやく七尾に到着。青柏祭の真っ只中で人が結構いました。そんな中、焼肉屋「月虎」でがつがつ食べて、疲労回復だ!入ったお店では、なんでも主人のお孫サンが生まれたとかで店員が主人一人のみ。しかもお祭り中とあって客がくるくる。水も出なかったよ。仕方ないか。。そんななかゆっくり肉をほうばりました。


店前で。 手前のママチャリは私のマシンではありません。もちろん右の乳母車も私のマシンではありません。

到着後、自転車を分解しIさんとも別れ、北陸東海自動車道で帰りました。途中渋滞25kmに遭遇し、もうぐったり。しかもひざ痛いし、渋滞で微妙にクラッチ切らんとあかんし。えらいこっちゃ。そろそろオートマか!ということで今回の旅は終了した。足は痛くなったりしたけど、早くもまた走りたくなった今日この頃でした。

おまけ!
今回の旅に同行してもらったIさんの愛車(ユーノスロードスター)に乗るIさんのチャリ。すごいことになっています。。ちなみにこのロードスターは私からIさんに事情により売らせていただいたものです。良い車だったよ。