Cリーグ '06 第1戦 岐阜大会 in 木曽三川公園

Cリーグ '06 第1戦 岐阜大会 in 木曽三川公園です!

・2006/4/23 個人ロードレース&個人タイムトライアル
 昨年に引き続きCリーグ第1戦の木曽三川公園ラウンドに参加しました。Cリーグは東日本で言うところのJCRCに相当し、主に西日本で複数戦開催され、シリーズを競うものです。このレースの特徴は自由参加の個人TTや各レースの上位者が参加できるレース(Ne'X杯)など盛りだくさん。こんなに面白いレースは無いですよ。特にエリートにはコンチネンタルプロチームなどが参加するため、ビギナーでも勝ちあがればNe'X杯で有名選手と一緒に走れるというおいしいレース。お薦めです!

 天気は予報通り雨。M原さんと待ち合わせし、岐阜へ向けて出発。寝ぼけているせいか、ナビをつけていながらも道を間違えるしまつ。今回はTeamまるいちから私がエキスパート、M原さんとY澤さんがスポーツ2に参戦。M原さんはホイール、コンポ新調で気合充分。Y澤さんはご家族とともに会場に来ました。

 個人タイムトライアルにはわたしのみ参加予定。まずは、ローラー台でアップ開始。ホイールはFJTさんからお借りしたコスミックカーボン。ちょっと気合はいります。が、あまりローラーでアップなどしたこともなく、適当にまわしているとローラーにはちょっとうるさいY澤さんが来て”ペース上げてください!”と指示。指示に従うと、”もっと”といわれるがままに回していたら190回転/分まで上がりました。へろへろです。普通はどんなもんでしょ?

 ここのコースは木曽川沿いの河川敷の超フラットで直角な4コーナーで構成される真四角なレイアウト(全長2km)。まさにストップ&ゴーのクリテリウムです。TTは30秒おきにスタート。今年はTTにはアイサンの別府選手、秋田選手、綾部選手など豪華な顔ぶれが参加。。

 
スタート前                      ゴール
 
 スタートはまあまあでしたが、1km過ぎ辺りから脚が回らなくなり、高回転型に変え我慢(ここがやたら遅かった)。2kmを超えてからスピードがやや乗りだし、あとはそのままゴール。去年より全然遅いです。5位から11位まで5秒差でした。1,2,3のアイサン勢は私よりも40秒も速い。1kmあたり10秒という計算。凄まじいです。

 ・結果・
個人タイムトライアル 11位/41台 Ave.39.05km/h



 私のレースの後、M原さんとY沢さんがスポーツ2に参戦。応援し甲斐のあるレースでした。

 
アップ中のM原さん                アップ中のY澤さん

 
激走M原さん                    激走Y澤さん

 
M原さん 見事優勝!              Y澤さんも5位入賞!


 お昼過ぎから、私のエキスパートのレース。M原さんが参加するNe'X杯Round1(ビギナー1,2、スポーツ1,2の上位10名によるレース)は見ないで、アップしました。Ne'X杯Round1で15位に入るとエリート&エキパ上位10名が参加するNe'X杯Round2に参加できます。M原さんは見事9位で終了。調子いいですね。

 Ne'X杯終了後、エキパがスタート。エキパはメンツがかなり濃いです。強豪チームBALBARACINGから4名、フォルツァASから3名、HCで有名な増山選手、昨年スポーツ1で勝っている岩田選手等々。やはり集団はBALBA、フォルツァ、ハイテクニカあたりが先頭を固めて、前に出られない状況。特にフォルツァは昨年末の木曽三川のスポーツ1で勝っている菊選手をもがき勝負で使おうとしているのか、チームメイトが前を牽くから下がっているようにしきりに指示していました。
 私は出来るだけ前方に上がるも、なかなか抜け出すきっかけがつかめないまま最終周へ突入。残り1.5kmで一人がアタック!残りの距離が距離だけにゆるーく反応し近くの人と2人で加速。最終コーナーを抜け、残り1kmの段階で、アタックした人が先行し、少し空いて私ともう一人、集団は少し後ろ。私と一緒に走っていた人の加速が鈍ったのをきっかけに、わたくしアタック。まずは逃げていた人を捕らえ、後は死ぬ気で600m強の直線を踏み倒しました。コース脇にいたまるいちの皆さんからの応援もあり、そのままの勢いでゴールへ。後ろをみて、間があるのを確認し、万歳ゴール。優勝。

 
スタート

 
ゴール直後の優勝インタビュー         表彰式

 ・結果・
エキスパート 1位/19台 Ave.40.39km/h


 エリートのレースでアイサンの応援。秋田選手の果敢な走りにしびれました。あれだけ逃げた上、もがいて勝っちゃうんだから凄いです。
観戦後はいよいよエリート上位を含めたNe'X杯Round2です。

 コンチネンタルプロチームのアイサンとマトリックスの選手と同じレースを走れるこのレースを楽しみにしていました。そのため、実はエキパは10位以内が目標でした。主な参加選手はアイサンから秋田選手、綾部選手、マトリックスからは長野選手、森選手、佐野選手(元アンカー)、好調の向川選手、日置選手(元キナン)、中川選手(元ミヤタ)、そして神様こと安原選手兼監督。豪華すぎます。

 スタート直後、BALBA勢が集団を牽き始めたのですが直後にアイサンの綾部選手がアタック。それにマトリックス森選手、向川選手、バルバ林選手、フィトンチッド丸山選手と私が反応。この6人で逃げを形成しました。恥ずかしながら、逃げのローテーションなんて、テレビで海外のレースでしか見たことありません。が、ここではそれが行われています。慣れないもので、私1人なかなか上手く回せずふらふらしてしまいました。途中、あまりにもしんどくて、ローテに入れず切れそうになりましたがこらえ、我慢していたところ後ろの集団からマトリックスの長野選手と佐野選手が合流。これには驚いた。後ろの集団は、半周は離れているのに。。

 そこから8人でのローテ。駆け引きも無いので、変に速度が落ちることはありません。コーナーの立ち上がりが、かなりえぐく全く余裕がありません。

 そのまま逃げの状態で最終回に入り、ゴール前で4番手の好位置。これはいけるかと58km/h程で加速するも、後ろから信じられないスピードで加速する二人に軽くぶち抜かれ、前を走る林選手に追いつきそうで追いつかない0.02秒差で6位でゴール。コンチネンタルプロのアイサンとマトリックス抜きの表彰もしていただき、そちらは2位という結果。こんな一流選手と同じレースで逃げるなんて、Cリーグでしか出来ない経験でした。

 順当に勝ち上がりこのレースに参加したM原さんは見事18位完走。1日に3レースも走りきるそのタフさが羨ましいです!

 
2位で表彰                     アイサン秋田選手

 ・結果・
Ne'X杯Round2 6位/23台 Ave.42.72km/h

応援していただいたI川ファミリー&Y澤ファミリーの皆様、どうもありがとうございました。力が出せました。

公式結果はこちら